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バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!

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バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!


川沿い散歩の新名所「The Jam Factory」
チャオプラヤー川沿いの見所というと、ほんの少し前までは王宮やワット・ポー、中華街に代表される旧市街地か、マンダリン・オリエンタルやペニンシュラなど高級ホテルでのディナーやアフタヌーンティーくらいでした。

が、2012年4月にナイトバザールの「アジアティック・ザ・リバーフロント」がオープンして以降、この3年ほどの間に次々と新しいお店ができて、川沿いの雰囲気が少し変わったような気がします。(前回の記事で紹介したNoise Marketもやはり川沿いの新しい動きの一つといえるでしょう)

そんな中で一番注目したい川沿いスポットが、今日ご紹介する「The Jam Factory」。打ち捨てられていた古い倉庫を、タイを代表する建築家&デザイナーのDuangrit Bunnag氏が約2年前にリノベーション、サブカルに興味がある若者たちが集まるスポットに生まれ変わらせました。

敷地の真ん中には巨大な菩提樹がのびのびとその枝を広げ、それを取り囲むように、カフェ併設の書店、インテリア・ショップ、創作タイ料理店やギャラリースペースが建っています。
バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!


建物はすべて木造の倉庫を改装したもので、屋根の部分は古い木を残しつつ、壁や内装は黒やグレーを基調にモダンな雰囲気にまとめています。

敷地内にあるお店は以下の3軒。

どんな部屋にも合う家具や雑貨
anyroom
バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!


The Jam FactoryをデザインしたDuangrit Bunnag氏がオーナーを務めるインテリア・ブランドのショールーム。
同ブランドの家具だけでなく、同氏のセレクションによるタイ・デザイナーの雑貨や食器も販売しています。anyroomとは「どんな部屋にも合う家具」というコンセプトから付けられたもの。
バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!


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■anyroom
https://www.facebook.com/anyroomTM

読めなくても買いたくなる本がいっぱい
Candide Books & Li-bra-ry @ Candide
バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!


ここ最近タイで注目を集めているのが「インディーズ・ブックストア」。これは大手の書店チェーンが扱わないような、商業性は低いけれど趣味性とアート性は高い、という本を主に扱う書店です。

こちらはBetweentheline Publishingという出版社の編集者、Paddさんがオーナーを務めるインディーズ・ブックストア。広々とした空間の中に彼女がセレクトした旅行本、写真集、小説などがずらっと並んでいます。
バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!


普段タイ語の本を読まない僕でも手に取って中身を確かめたくなるような、凝った装丁の本ばかり。本好きなら一度は足を運んでほしいお店です。

カフェも併設されているので、ここで買った写真集を眺めながらゆったりコーヒータイム、という過ごし方もいいですね。

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■Candide Books & Li-bra-ry @ Candide
https://www.facebook.com/CandideBooks

昼と夜とでは別の顔
The Never Ending Summer
バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!


外観は年季の入った倉庫、でも、中に一歩足を踏み入れるとそこにはスタイリッシュなレストランが広がっていた!というギャップが楽しいタイ料理店。

店内には間仕切りがないので、広々とした倉庫が隅々まで見渡せる上に開放感抜群。奥の厨房もガラス張りで調理している様子が見えて、料理ショーのよう。食事気分が高まります。
バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!


料理は現代風にアレンジしたタイ料理。他店では見られないメニューも多く取り揃えています。

バンコク・サブカルチャー界の新たな聖地「The Jam Factory」へ行ってみよう!

(左)プー・パッポンカリー(カニのカレー炒め) (右)ガイヤーン(鶏の炭火焼き)

ここの特徴はなんと言っても、昼と夜とで変わる雰囲気。
昼は倉庫の天窓から射し込む日光で店内が照らされて清々しいのですが、これが夜になるとキャンドルとキッチン、卓上のランプの灯りだけになり、ぐっとムーディーに変わります。

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■The Never Ending Summer
https://www.facebook.com/TheNeverEndingSummer

The Jam Factoryで常時営業しているお店は上記3軒ですが、中庭を使ったライブイベントやギャラリースペースでの展示も頻繁に行われています。

さらに、ここはローカルなナイトマーケット「クロンサーン市場」の隣。ミレニアム・ヒルトンやロイヤル・オーキッド・シェラトン、アンティーク専門モールの「リバーシティ」なども近いので、それらと組み合わせればきっと充実した川沿い散歩になるのでは?

タイのエンターテイメントコラムby fuku
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