タイでF1グランプリ開催も間近!? 1つのサッカークラブが全てを変えた町「ブリーラム」
だが、バンコクの王宮付近の市街地を走るコースでのナイトレースとして計画されていたグランプリは、バンコクの歴史的地域でのレースを禁止する法律をクリアできずに躓いてしまった。
そんな中、ブリーラム・ユナイテッドによってF1開催が可能な規格のサーキットが誕生したことで、再びF1タイグランプリへの道が開かれた。実際、昨年にはサーキットの運営会社がF1関連のコンサルタントと相次いで契約を結ぶなどF1開催を視野に入れた動きも見られ、期待が高まっている。
たった一つのサッカークラブによって全てが変わろうとしている地方都市、ブリーラム。バンコクから約400キロ離れたタイ東北部の田舎町に、遠くない未来、世界が注目する華やかなF1のエンジン音が響く日が来るかもしれない。