フォーや揚げ春巻きなどのベトナム料理を注文すると、別皿でたっぷりと添えられるハーブ。爽やかな香りやピリリとした辛味をプラスして、ベトナム料理をさらに美味しくしてくれる名脇役だが、「一体どのハーブを使えばいいの?」となかなか手をつけられない人も多いのではないだろうか。 (さらに…)
中級者向け
コリアンダー(Rau mùi、Ngò rí / セリ科 )
「パクチー」の名でおなじみの独特の強い香りを持つハーブ。料理のトッピングに用いたり、刻んでスープに散らしたりと薬味のように使われる。
合う料理・・・麺類、炒めもの、サラダ、スープ、バインミー(ベトナム風バゲットサンド)など
ノコギリコリアンダー(Mùi Tàu、Ngò gai / セリ科)
ノコギリのような細長いギザギザした葉を持つハーブ。コリアンダーより香りが強く、料理に入れると味が引き締まる。
合う料理・・・麺類、炒めもの、サラダ、カインチュア(南部名物の甘酸っぱいスープ)など
リモノフィラ(Rau ngổ、Rau ôm / ゴマノハグサ科)
カレー(クミン)のような香りがするハーブで、ピリリとした辛味と苦味がある。