もしかするとおばちゃんがバイクタクシーなのかも知れない。
船着き場から延びる一本道をブラブラと歩いた。両側に民家が疎らに点在するだけだった。1時間ほど歩いただろうか。少し大きな通りに出たところで来た道を引き返した。再び船に乗り市街地へ向かう。太陽が西に傾きメコンの水面がキラキラと輝いていた。
翌日、朝の市場に散策に出かけた。
朝の市場は活気に溢れブラブラしているだけで楽しい。市場を抜け船着き場に向かった。小さな船をチャーターし運河の水上マーケットを見に行った。メコンデルタ地帯では多くの場所で水上マーケットを見ることが出来るが、場所によってはかなり観光開発されている場所も多い。ロンスエンはさほどでもなく、船の船頭もあまり英語が通じない。身振り手振りで周辺の水路を案内するといった感じが微笑ましい。
支流に入ると貨物船や商品を積んだ船、食べ物を売る屋台船が水路を行き交っていた。水上家屋にすむ人々は、船を呼び止め買い物をしたり、食事を注文したりしていた。
水辺に暮らす人々の生活を垣間見ることができた。
メコン川沿いに栄えた街。
船も重要な日常の足
朝の市場をブラブラと歩く
支流の水路に入ると人々の暮らしがわかる
メコン川本流。