くらし情報『2020年に100万人超!訪日ムスリム旅行者をどう受け入れる?』

2015年7月10日 10:21

2020年に100万人超!訪日ムスリム旅行者をどう受け入れる?

筆者にはムスリムのインドネシア政府高官の友人がいます。彼は世界中を飛び回っていますが「シンガポールは食事や礼拝などで心配する必要がなく、他の国に比べ非常に過ごしやすい」と言っていたことからもランキングには納得感があります。

2020年に100万人超!訪日ムスリム旅行者をどう受け入れる?
著者撮影 チャイナタウンのKFCもハラル認証を取得している

シンガポールでは政府系の「MUIS」がハラル認証を与える唯一の機関です。MUISは厳格な独自の基準で評価をすることから、国際的にも定評があります。シンガポール国内にはMUISに認証された飲食店が2000店以上あるといわれています。

また、ムスリムに欠かせないモスクも国内に70カ所ほどあり、礼拝の場所探しで困ることは少ないといいます。街なか(中)を歩いているとモスクが多い印象を受けます。


2020年に100万人超!訪日ムスリム旅行者をどう受け入れる?

©ASEAN-Japan Centre シンガポールのサルタン・モスク

日本でもハラル認証を取得する動きが増えているようにみえます。千葉県の機内食提供会社「ティーエフケー」が2014年9月、日本の食品会社として初めてMUISからハラル認証を受けたほか、ANAがハラル認証の機内食ニーズの高まりとマレーシア・クアラルンプールへの就航に伴い、2015年7月からハラル認証を受けた機内食を充実させると発表するなどしています。

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