ワット・マハータート
アユタヤ観光のハイライトとなるのは、中心部に広がるアユタヤ歴史公園の遺跡群。かつて王室儀礼が執り行われ、歴代3人の王が眠っている王宮寺院の「ワット・プラ・シーサンペット」、初代王ウートンの菩提寺「ワット・プラ・ラーム」、長い年月ののち木の根で覆われてしまった仏像の頭が残る「ワット・マハタート」らはどれも見逃せない。日没から21時まで実施されるライトアップも幻想的!サムロー(人力車)や運河クルーズからゆったり美しい光景を楽しむことができる。
アユタヤの中心地からチャオプラヤー川を南へ約17キロ下ったところに位置するのが「バン・パイン宮殿」。アユタヤ王朝24代王プラサート・トーンが建てた宮殿で、後にバンコク王朝のラーマ4世・5世が夏を過ごす離宮として修復したものだ。さらに南へ18キロほど行くと、タイの各地方の伝統家屋や民芸品・生活用品などが展示されたバンサイ民芸文化村がある。時間に余裕があるなら、「チャンタラカセーム国立博物館」や「チャオ・サーム・プラヤー国立博物館」でアユタヤの歴史と美術に浸るのも良い。
又、アユタヤでは毎年12月、世界遺産に登録されたことを祝う祭りが催され、歴史公園を舞台に伝統舞踊などのショーや花火が開催。