夕暮れ時に訪れたいチェンマイの寺院「ワット・スアン・ドーク」
©ASEAN-Japan Centre
かつてのランナー王宮の庭園があった場所に建てられ、スアン・ドーク(=花園)の名を持つ「ワット・スアン・ドーク」。旧市街のスアンドーク門から1キロほど西へ向かった場所に位置する本寺院は1383年に建立されたもので、広々とした境内に純白の仏塔がずらり並んだフォトジェニックな光景が有名だ。
これらには歴代の王族の遺灰が収められ、ステープ山を背景にした夕暮れ時の姿は特に美しい。白い仏塔が並ぶ一番奥に輝く、一際大きな金色の仏塔も印象的だ。
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壁が無く開放的な本堂の中には青銅の仏像が納められていて、その大きさは500年を経た現在でも国内で1、2位を争うもの。ジャータカ(前世の物語)を描いた壁画も見逃せない。
同敷地内には仏教を教える大学もあり、僧侶と交流出来る時間や、瞑想を体験出来るワークショップが一般にも公開されている。
ワット・スアン・ドーク(Wat Suan Dok)
・住所:Su Thep Mueang Chiang Mai Chiang Mai
・利用時間:8:00~17:00
・拝観料:無料