クアラルンプールのランドマーク「ペトロナス・ツイン・タワー」
マレーシアの急速な経済成長を物語るかのように空高く聳え立つ、2つの高層ビル「ペトロナス・ツイン・タワー」。ツインタワーとしては世界一の高さを誇る、クアラルンプールのシンボル。展望施設の他、敷地内には巨大ショッピングセンターや映画館、水族館も。観光客が必ず訪れるという、定番の観光スポットの一つ。
2棟の巨塔はクアラルンプールのシンボル
写真提供:マレーシア政府観光局
地上452メートル、88階という高さを誇る「PETRONAS Twin Towers(ペトロナス・ツイン・タワー)」は、1974年設立の国立石油会社「PETRONAS社」が建てたクアラルンプールのシンボル的ツインビル。イスラム教の伝統的なモスクを模した尖塔はユニークだ。このタワーは1992年に構想がスタートし、1999年8月31日にオープンした。設計はアルゼンチンの大手設計会社Cesar Pelli(シーザー・ぺリ)社。
建築は、「タワー1」を日本の建築会社ハザマ、「タワー2」を韓国のサムスン物産建築が担当したことで話題に。タワー1とタワー2は、地上190メートルの41階と42階部分にブリッジでつながれる。
1日では物足りない!?総合エンターテイメントビル
ツインタワーに隣接する、地下部分と地上6階から成るショッピングセンター「SURIA KLCC(スリアKLCC)」