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アンコール遺跡群でサンセット鑑賞するなら「プノンバケン寺院」へ

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アンコール遺跡群でサンセット鑑賞するなら「プノンバケン寺院」へ

©Tourism of Cambodia

カンボジア「アンコール遺跡群」に囲まれた丘・プノンバケンの頂上にたつ「プノンバケン寺院」。「アンコール・ワット」の北1,300メートル、「アンコール・トム」の南400メートルに位置するヒンドゥー寺院は、「アンコール・ワット」を一望出来るビュースポットとしても知られ、とりわけサンセットの美しさが有名だ。

「プノンクロム」、「プノンボック」とともに“アンコール三聖山”とされる「プノンバケン」。アンコール地域に遷都したヤショーヴァルマン1世が王都を定めた場所で、つまりアンコール最初の都が置かれた地である。9世紀後半から10世紀にかけて建てられたピラミッド型の寺院には108本の小祠堂が建ち、その中央に少し大きめの祠堂が存在感を放っていた。残された遺跡は小規模だが、繊細なレリーフなど見る価値がある。

アンコール遺跡群でサンセット鑑賞するなら「プノンバケン寺院」へ

©ASEAN-Japan Centre

約60メートルの頂上までは、麓の入場ゲートから山道を歩くこと徒歩20分程。夕方ならばゾウの背中に乗って連れて行ってくれるエレファントライドもある。
頂上付近の階段は手すりがあるもののかなり急なので足元に注意。登ると周囲は開け、360度緑豊かなアンコールの大地を見渡すことが出来るパノラマビューは壮観の一言。ジャングルから顔出す「アンコール・ワット」の姿もここならではだ。

アンコール遺跡群でサンセット鑑賞するなら「プノンバケン寺院」へ

©Tourism of Cambodia

特にサンセットスポットとしてはアンコール一の人気!黄金の陽がジャングルを照らしゆっくりと沈んでいく姿は息を呑む美しさだ。ただし夕暮れ時は観光客で大混雑し、現在遺跡の上は一度に300人の入場制限がかけられるようになっている。時期にもよるが、行列が出来ることもあり、確実に入場するためには早めに向かいたい。

プノンバケン(Phnom Bakheng)
・住所:Angkor Archaeological Park, Siem Reap, Cambodia
・入場時間:5:30~17:30
・入場料: 遺跡共通で1日券20アメリカドル、3日券40アメリカドル、7日券60アメリカドル。11歳以下は無料。

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