アイドル魚をじっくりと狙えるリロアン。通い詰めるフォト派ダイバーも多い
セブのマクタン空港から車で約3時間。セブ島の南端に位置する小さな田舎町、リロアン。海岸線を縁取るようにリゾートが並び、その草分け的存在なのが、ダイビングサービスと宿泊施設が一体となった「マリンビレッジ」。海まで30歩という近さも大きな魅力です。
ダイビングサービスのマリンビレッジでは朝日を受けつつ早朝ダイブも、文字通りに、朝飯前
“リロアン”とは、“渦が”できる場所という意味。名は体を表すで、潮流は複雑に入り組み、読むのは一筋縄ではいかない。けれど、その潮が命を運び、豊かな海を育む自然のシステムになっています。平均水深が浅く、被写体にも事欠かないため、絶好のフォトフィールド。ちなみに、遠いダイビングスポットでも約4分程度です。
アポ島のコゴンではギンガメアジの群れが期待大。時にロウニンアジが回ってくることも
ガイドさんも、ただ被写体を探し出すだけではなく、背景も考えて、教えてくれます。たとえば、「ケヤリの横にゴールドスペックジョーフィッシュ」とか、「赤いイソギンチャクの中にクマノミ」など。
作品のヒントをくれるので、あとは構図のセンス次第!?ちなみに常駐の日本人スタッフのみならず、現地ガイドも日本語で説明してくれるし、図鑑まで読めるのが驚きです。