シンガポールで目撃!ヒンズー教の奇祭「タイプーサム」
インディアンドラムの音に合わせて、体中に鉄の棒を突き刺したヒンズー教徒が街を練り歩く…。シンガポールでも奇祭中の奇祭として知られる「タイプーサム」は、2016年1月24日、ヒンズー寺院やセラグーン・ロードを中心に開催。祭典は前日の23日から始まる。
神への誓いを胸に行脚する信者
©Singapore Tourism Board
タミル歴の第10月(新暦の1月~2月)の満月の日に開催されるヒンズー教のお祭り「Thaipusam(タイプーサム)」。悪に打ち勝つLord Subrahmanya(スブラマニヤ神、別称ムルガン神)を称えるこの祭典は、ヒンズー教徒にとって美徳・若さ・力を示す最も神聖な儀式の一つ。
タイプ―サム前日は、スブラマニヤ神の銅像を宝石などの装飾品で飾りつけ体を清めた信者が、神聖な「ミルクポット」を頭上に乗せて行脚を開始。
©Singapore Tourism Board
当日の儀式は夜明け前から夕方6時頃まで続く。Sri Srinivasa Perumal Temple(スリ・スリニバサ・ペルマル寺院)から、Sri Thendayuthapani Temple(スリ・タンダユタパニ寺院)