シンガポールの動物園で700以上の動物の赤ちゃんが誕生
かつてシンガポール動物園の人気者であった、現在では園内のレストランの名前にもなっているオランウータン"Ah Meng"の「ひ孫」にあたるオランウータンの赤ちゃんが誕生したのだ。今までに40回以上の繁殖に成功している同種は、マレーシアやインドの近隣諸国の他、日本やオーストラリア等にも世界交流プログラムの一環として送られている。
その他、同じく絶滅危惧種のワタボウシタマリン(サル)やシロサイ、コビトカバなどの赤ちゃんも誕生が報告されている。
©Wildlife Reserves Singapore
リバーサファリでは、10月にマナティーの赤ちゃんを迎え、全13頭に。チュウゴクイモリやカピパラなどの繁殖にも成功している。
ナイトサファリのハイエナの群れにも2頭赤ちゃんが加わり、全11頭に。同園では、マレー鹿やマレー髭豚、絶滅危惧種のビルマ鹿の赤ちゃんも誕生している。
©Wildlife Reserves Singapore
ジュロン・バード・パークでも、非常に繁殖の難しい2匹のカンムリシロムクや、8羽のヒムネバトの孵化に成功。コフウチョウは、過去10年間で初めて孵化に成功したという。