くらし情報『観光化とともに変わりゆくラオス』

2016年4月9日 00:08

観光化とともに変わりゆくラオス

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著者撮影   サイニャブリー県にて。地方はまだまだ昔の面影が残る

1990年代になり個人旅行者も自由に旅行が出来るようになったラオス。それまではラオスの国営旅行社を通して旅を手配しないと旅行が出来なかった。タイのノーンカイから渡し船でメコンを越えラオスのタードゥアに渡ったのも昔の話。

今では4本の橋が架かり、5本目の橋も建設中で完成間近だ。パクサン(ラオス)とブンカーン(タイ)の国境は、今でも外国人が船でメコン川を越えられる唯一の国境がある。

当時はラオス国内の国道は道路状態が極めて悪く、ビエンチャンとルアンパバーンを結ぶ国道13号線もビエンチャンとルアンパバン近郊は舗装されているものの途中は未舗装がほとんど。ルアンパバーンからビエンチャンまで陸路で20時間以上かかった。
今では8~10時間ほど。

長距離路線バスもほとんどなく、路線バスがあるところまでバスで行き、そこから先は物資を輸送するトラックにお金を払って有償ヒッチハイクをした。バスも大型のボンネット型トラックの荷台を改造した板張りの座席のトラックで、窓ガラスはなく、砂埃にまかれ深夜には冷たい風に吹かれた。

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