海底でフィッシュウォッチング!インドネシア・レンベでダイビング
黄金の魚、バンガイカディナルフィッシュはインドネシアの固有種 写真:原田雅章
インドネシアのスラウェシ島といえば、西海岸のメナドが有名だけれど、今回はちょうど背中合わせの東に位置するビトゥンという港町の北に位置するレンべにスポットを当ててみましょう。
ヒドゥンの北にある漁村とレンべ海峡を挟んだ沖に浮かぶ、南北約20キロの細長い島、レンべ島。このエリアはもともとは漁村が点在する程度の素朴な島だったのが、1990年代、ヨーロピアンダイバーによって火が付き、また、以前はマクロ生物に見向きもしなかった欧米人が「マックダイビング」が楽しい!!とマクロレンズで生物を撮り始めたのがここレンベ。マックダイビング発祥の地としても有名なのです。今ではリゾートを20軒近くまで数えるほどに成長しています。
よく見ると、あどけない表情のベニカエルアンコウの姿が 写真:原田雅章
レンべはどんな吸引力でダイバーを引き寄せたのでしょう?
“マックダイビング”の面白さを世界中に広めたのが、実はこのレンべ。“マックダイビング”とは泥砂の海底でのフィッシュウォッチングのことを指します。