ラオスの「フー」どちらかというとベトナムに近い 著者撮影
ラオスにも多くの種類の麺がある。お隣タイと似たようなものかと思いきや。なんとラオスにはクイッティアオが無いのだ。
タイの国民食「クイッティアオ」は、隣国ベトナムの影響なのだろうか、ラオスでは「フー」と呼ばれている。ほぼ、ベトナムのフォーと一緒だ。タイのように、極細(センミー)、細めん(センレック)、太麺(センヤイ)というものが存在しない。太さはタイでいうところのセンレック、もしくは若干太めという印象だ。具は、つみれ、血を固めた豆腐のようなもの、牛すじ肉がスタンダード。
スープの味はお店によって違う。
カオ・ピアック・センも国民食といえる 著者撮影
フーと同様に国民食に近いのが「カオ・ピアック・セン」だ。こちらも米粉ベースの中太麺で、フーが乾麺なのに対しカオ・ピアック・センは生麺でモチモチとした食感が特徴だ日本でいうと細めの平打ちうどんという感じだ。お店によっては、細、中、太麺と種類を選べるところもある。タイのクワイ・チャップ・ユアンに近い。フーもカオ・ピアック・センも注文すると、もやし、ハーブ、ライムといった付け合わせの野菜が一緒に運ばれてくる。