ドラゴンだけじゃない、コモドのピンクサンド&絶景ビーチ!
3つの入り江が背中合わせになったパダール島の絶景。炎天下、坂道を上ったご褒美! 著者撮影
インドネシアのフローレス島の西沖に広がる、世界遺産のコモド国立公園。“コモド”といえば、そうコモドドラゴンが生息するエリアです。でも、それだけではないのです!
コモド島の国立公園事務所へ向かう途中には、なんとピンクサンドビーチがあります。インドネシア語では“赤いビーチ”という意味の“パンタイ・メラ”と呼ばれ、まさにその名のとおり。ピンクサンドビーチといえば、バハマのエルーセラやタヒチのランギロアが有名ですが、そんな遠くまで行かなくても、そしておカネをかけなくても、実はアジアで見ることができるのです。
コモド島内の小さな入り江、ピンクサンドビーチ。長さ約100メートル、知名度のわりに意外と短い? 著者撮影
ピンクサンドビーチはコモド島の東側の、岬に囲まれた小さな入り江で、長さは100メートルちょっとくらい。ダイビングボートが数隻集まっているので、「あ、ここか」とわかるのですが、ボートがいなかったら、うっかり通り過ぎてしまいそう。
よーくみると、白砂に赤いサンゴの粒が混じっています 著者撮影
上陸してみると、砂粒の中に赤いサンゴのかけらが混じっていて、全体をみると、ほんのりピンク色に見えます。