国境を越えて 〜 バンコクからラオスへ 260バーツの旅 〜
列車の旅は旅情があるが、時間と体力が必要な3等列車の旅 著者撮影
タイで長距離移動をする場合、一番安いのは3等列車。3等は通路を挟んで両側に4人掛けのボックス席。一部の古い車両は6人+4人のタイプがある。3等座席でも基本的に座席は指定席になっている。
3等を連結している長距離列車にも種類があり「Express(急行)」と「Rapid(快速)」がある。日本と同様に運賃の他に各種料金があり、快速が一番安い。今回はバンコクから最安の快速列車と路線バスを乗り継ぎビエンチャンに向かった。
ノーンカイ行きの列車の車内にて 著者撮影
ノーンカイ行きの快速列車は、バンコクのホァランポーン駅を20:45分に出発した。列車は全て3等の座席車。ノーンカイまでの料金は213バーツ、約12時間の旅だ。VIP夜行バスの1/3だ。ちなみにタイ人は3等車に限り無料で乗車することが出来る。それ故、3等車の乗客には中間層以上のタイ人はいない。車内では英語は通じないと思った方がいい。ある意味、ディープな旅を体験することが出来る。
約2時間ほどでアユタヤを通過。既にお尻が痛い。