オーダーをマスターして、シンガポールのコピ文化に触れよう!
実際に、店内ではいろいろなオーダーが聞こえてきて、それを聞くだけでも面白いです。というのも、オーダーの仕方にはマレー語や福建(ホッケン)の方言が入りまじっているから。いわゆるシングリッシュと呼ばれるシンガポールの独特な英語も同様、様々な言語がミックスされて生まれています。それゆえ、初めての人には敷居が高く感じてしまう要因にもなってしまうかもしれません。
基本編:キーワードはO,C, Kosong
著者撮影
オーダーの仕方はバリエーション豊か。複雑に感じるかもしれませんが、キーワードは、O(オ)、C(シ)、Kosong(コソン)。ここさえ押さえればシンガポールコピ文化を制したも同然。コピ、テの語尾に、O、C、Kosongをつけることにより、甘さが大分変わり、自分好みの味にぐっと近づきます。
1. 語尾に何も付かない、Kopi(コピ)、Teh(テ)
一般的にガイドブックなどで紹介されることが多いのが、語尾に何も付かないコピだと思います。表現はシンプルだけど、味は1番濃いと思っていただくとわかりやすいです。コンデンスミルクと、更に砂糖も加え、飲み慣れない日本人からすると、震えがでるくらい甘すぎる味と言えるでしょう。