日本全国に展開するリゾート施設「星のや」が、インドネシアのバリ島ウブド地区に「星のやバリ」をオープンする。「星のや」6軒目にして海外初進出。2017年1月のオープンを控え、2016年10月20日より予約受付を開始する。
聖なる川に向かう運河の集落
©星野リゾート
日本全国にリゾート施設を展開する星野リゾートは、軽井沢、京都、竹富島、富士、東京に続く星のや6軒目として、バリ島ウブド地区に「星のやバリ」を2017年1月20日(金)に開業することを発表した。「星のや」の海外進出は初となる。
神が湧き出たと言い伝えられる泉からの聖水と、聖バトゥール山からの湧水が流れる、聖なる川「プクリサン川」のほとりに誕生する同リゾート。3ヘクタールという広大な敷地には、ヴィラタイプの全30室が佇む。9世紀から受け継がれ、2012年にバリ島で初めて世界遺産に登録された「スバックシステム(流水の分配)」の文化的景観を彷彿させるようなデザインは、「聖なる川に向かう運河の集落」がテーマ。
パブリック施設として、ダイニングやカフェ、テラス、プール、スパを併設する。
©星野リゾート
恵まれた大自然や治水文化に守られる棚田が美しいこの地区は、舞踊や石彫りなどに代表されるバリ芸術の中心として、また神秘的なバリ寺院が点在する神聖な文化地区として、世界中の観光客に人気のエリア。