創業76年の老舗「徳永こいのぼり」染色作家・三橋遵と共同開発したこいのぼり「皐月の唄」を販売開始
創業76年の老舗こいのぼりメーカーの株式会社 徳永こいのぼりは、日本の伝統文化であるこいのぼりとアートを融合させ、染色作家・三橋遵(みつはしじゅん)と共同で開発に取り組み、2023年2月10日より新しいテキスタイルデザイン鯉のぼりの販売を開始しました。
三橋遵の柔らかな色彩と温もりのある画風により、伝統を踏まえながらも、これまでにない新しい価値を生み出しました。まるで作品から飛び出したようなカラフルで温もりを感じる鯉のぼりです。
柔らかなカーブでふっくらと温もりのあるこいのぼり
こいのぼりらしい形をのこしつつ、やわらかなカーブや大きな尾びれが特徴の個性的なフォルムに仕上げました。しっぽから風が逃げにくくすることで、お腹に空気が溜まりやすく、泳ぐときにふっくらとした特徴的な形が出やすい工夫をしています。
■染色作家・三橋遵と共同で開発
新しいデザインを考える上で依頼したのが、染色作家の三橋遵です。伝統的なロウケツ染め技法を用いながらも、平面のみならずインスタレーションや立体と幅広く展開し、繊細で優しい色彩感覚が、新しいこいのぼりのデザインを作り上げるうえでふさわしいと考えました。
柔らかなカーブによる温もりのあるフォルムや、カラフルな色彩は、三橋遵の考案によるものです。