Panasonic×花王×[Alexandros]の「#センタク」プロジェクト書き下ろし曲「日々、織々」に込めた日常の尊さ
リアド偉武さんは、曲作りの段階から川上さんが口ずさんでいるのを聞き、ずっと不思議に思っていたそう。「“黄身がない”?意味がないオムライスの聞き間違いかな。どっちにしても、すごく引っかかりのある歌詞だなと思っていた」と笑います。
普段、歌詞に込めた意味についてメンバー間でも話すことはないのだそう。「言葉で説明できるのならば、音楽にする必要はなくなってしまうから。言語化するのではなく音源化していくのが、僕らにできること」と話す川上さん。
改めて、歌詞に込めた思いを聞くと、「何もなかった日も、素敵な1日」という川上さんなりのメッセージなのだと話します。
「朝寝坊してだらだらと1日が過ぎて『今日はなんのイベントもなく終わっちゃったな』というときは誰にでもありますよね。
でも、そんな1日でも尊い日常だと思いたい。
黄身というメインがないオムライスでもいいじゃない。地味な日々も重ねていけば意味が生まれるんだと、伝えられたらいいなと思いました」(川上さん)
MVでは、メンバーの“洗濯する日常”も垣間見られる本作品。
「余白を残す洋平らしい言い回しで、情景を想像させる、どこか希望を感じさせる曲」というのは磯部寛之さん。