タバコを吸わない、症状もない。それでも「肺がん」になった河村隆一さん・青木さやかさんの闘病体験
イベントでは肺がんの治療経験を持つアーティストの河村隆一さん、タレントの青木さやかさんのトークセッション、さらに戸越銀座商店街での啓発活動も行われました。
イベントを通して感じた、肺がん検診の重要性をレポートします。
早期発見が重要!自覚症状がないことが多い「肺がん」
早期のステージでは自覚症状がないことがほとんどで、定期的な健康診断が早期発見への近道なのだそう。
しかし、企業による社員への健康診断受診が義務づけられる会社員と異なり、自営業・主婦(主夫)の方々は自身で肺がん検診を申し込む必要があります。
そこで肺がん検診の重要性を理解してもらい自ら受診してもらうきっかけとなる機会として、今回のイベントを開催することになったそうです。
肺がんは女性にも多く、非喫煙者が罹患する可能性も
「肺がんを経験して思うこと、個人事業主として感じる検診の重要性について」をテーマにしたトークセッションが行われました。
1年に1回受けていた検診で、肺がんが見つかったという河村さん。自覚症状は全くなく、非喫煙者なので信じられなかったと言います。
青木さんは40歳の時に受けた初めての人間ドックで肺がんが見つかりました。
河村さんと同じく自覚症状は全くなく、肺がんは年配の男性が罹患するイメージを持っていたため、非常に驚いたそうです。
お2人とも早期発見であったことから、手術後から現在も問題なく仕事に復帰しています。
積極的に定期検診を
受診して「何か見つかったら怖い」と不安に思い、積極的に検診を受けないという方もいるはず。
しかし河村さんは肺がんに罹患したことで、「自分の体の状況を知らない不安の方が大きい」と思うようになったそうです。
青木さんは1年に1回、忘れないよう自分の誕生月に健康診断に行くようにしていると言います。
「元気だから大丈夫と思わずに、自分では見えない体の内側も大事にしてほしい」とメッセージを送りました。
トークセッションを終えたお2人は、戸越銀座商店街へ向かい、店舗にポスターやリーフレットを配布。罹患経験者の立場から、肺がん検診受診を促していました。
当たり前に健康だと決めつけずに、定期的に検診を受けることがとても大切。
特に40歳以上の方や自営業・主婦(主夫)の方は、ぜひこれを機に肺がん検診を受けてみてください。
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