香水、日本酒から教育分野まで。香りを言語化するAIツール「KAORIUM」の新たな可能性
人によって感じ方が違い、捉えにくく、また伝えることも難しい「香り」。
SCENTMATIC株式会社では2019年より香りを言語化できるAIツールを開発し、様々なビジネス上での活用に取り組んでいます。
この度、これまでの成果と今後の新しい展開に関する発表が行われました。
香りを言葉で可視化できるAIシステム「KAORIUM」
SCENTMATIC株式会社が開発した、香りを言語で表現できるAIシステムは「KAORIUM(カオリウム)」と呼ばれ、これまで曖昧で捉えにくかった香りをクリアで感じ取りやすく変換してくれるもの。
香りとインターネットや文学からの膨大な言葉をKAORIUMが繋いでくれることで香りを言葉で可視化、また反対に言葉から紐づく香りを提案することもでき、様々な事業での活用が期待されています。
ユーザーと事業者の双方に好評な「KAORIUM」活用の取り組み
これまでのKAORIUMを活用した取り組みとして、様々な領域のものがある中で、2つの取り組みが紹介されました。
1つ目はフレグランス専門店にて、KAORIUMを用いた香り体験デバイスで求める香りのイメージに近い言葉を選んでいくことで、自分に合った香水に出会える体験を提供するというもの。