好みの香りの傾向が言葉になる!新感覚システム「KAORIUM」を体験
香りを言葉で表現することは、曖昧で捉えにくく、説明し難いものとされてきました。
それを可能にしたSCENTMATIC株式会社開発のAIシステム「KAORIUM (カオリウム)」。
香りと言葉をつなぐという今までにない新しい体験は、SNSをはじめ話題を集めています。
そんな「KAORIUM」を実際に体験してきました。
言葉の力で香りを深く味わえる!「KAORIUM」開発の背景
「KAORIUM」はどのようにして開発されるに至ったのか、SCENTMATIC株式会社 代表取締役 栗栖俊治さんに背景を伺いました。
「まず“見る”視覚の部分ですが、絵画を見るだけだとなかなか心は動きませんが、これに言葉が加わる”漫画”ですと感情移入できますよね。
同じように“聴く”聴覚だとクラシック音楽は捉えにくいところがありますが、これに歌詞が加わる”歌”になることで泣いてしまうこともあります。
つまり言葉には、五感がもたらす体験や体感を増幅、拡張してくれる力があるんです」(栗栖さん)
これを嗅覚にも応用し、「香りに言葉が融合することによって新しい体験ができるのではないか」と開発されたのが「KAORIUM」