労働者の安全を守る取組を表彰する「SAFEアワード」授賞式開催
近年、働く方の高齢化が進み、小売業や介護施設などを中心に転倒や腰痛などの労働災害が増加しているといいます。
そんな中、厚生労働省は、従業員が安全で健康に働くことのできる職場環境の実現を目的として、幅広い企業や団体などが参画する「従業員の幸せのためのSAFEコンソーシアム」を令和4年6月20日に設立しました。
この度、コンソーシアム加盟企業から募集した、職場において実施されている労働災害防止や安全・健康の増進のための取組事例を表彰する「SAFEアワード」授賞式が2023年3月7日(火)に開催されました。
労働災害防止の優れた取組を表彰する「SAFEアワード」
労働災害は、日常生活でも起こりうることから、企業や労働者が実践すべき有効な対策が分かりづらく、対策が進んでいない状況が見られるそうです。
「SAFEアワード」は職場において実施されている労働災害防止や安全・健康の増進のための取組事例を募集し、表彰することで、優良な取組を進める職場の「見える化」を図り、企業・労働者による更なる取組を促進することを目的として実施するもの。
授賞式では、応募総数85件の中から選ばれたブロック賞受賞事例33件のうち、全4部門の最優秀賞、優秀賞等の各賞に選ばれた取組事例が発表されました。