知らない人が6割超!冬にエアコンが急に止まる原因は「霜取り」かも?

寒い冬、お部屋の中であたたかく過ごしていたのに、急にエアコンが止まった……!?もしかして、故障!?
そんな経験、ありませんか?
冬にエアコンが急に止まる理由と、その対策をお伝えします。
寒冷地以外でも冬は「エアコンの霜取り」が作動する皆さんはエアコンの「霜取り」を知っていますか?

室外機の熱交換器に霜が付着すると、熱交換が十分に行われず暖房能力を発揮しにくくなるため、エアコンにはその霜を溶かすために自動で「霜取り」を行う機能があります。
「霜取り」時には、霜を溶かすためにあたたかい冷媒を室外機側にまわすため、室内機から冷たい風が吹かないように、暖房運転を短時間停止します。
そのため、「エアコンが止まった!」とビックリするかもしれません。
三菱電機が行った調査では、この「霜取り」を知らない人が63.2%。意外と知られていません。
少し時間を置くと通常運転を再開しますので、焦らず待ちましょう。
室外機に霜がつきやすく、「霜取り」に入る外気温は、-7~5.5℃の時です。日本の場合はほぼ全国が対象となります。
実際、2023年の東京では73日、大阪市では71日、福岡市では59日も外気温が-7~5.5℃となった日がありました。