漆を、世界の手のひらへ 62歳の漆職人が挑む「触れる瞑想道具」『naderu』、 Kickstarterでプロジェクトを公開
伝統工芸の新たな価値を世界へ。漆を「使う」から「触れる」へ。
漆はこれまで「器」や「家具」など、暮らしを彩る素材として使われてきました。しかし『naderu』は、器でもインテリアでもありません。
ただ静かに手のひらで撫でることで、漆ならではの深い艶、なめらかな手触り、木の温もりを感じ、自分自身と向き合う時間をつくる「触れる瞑想道具」です。
■30年以上漆と向き合ってきた漆の価値職人が見つけた、新しい漆の価値
私は長年、仏壇や文化財、長浜曳山祭の漆工品の修復に携わる中で、「漆は現代を生きる人々の日常に、どのような形で存在できるのだろうか」という問いを抱き続けてきました。
その答えとして生まれたのが『naderu』です。
近年、世界ではマインドフルネスや禅への関心が高まっています。日本が古くから育んできた漆の手触りや温もりには、人の心を静かに整える力があるのではないか。
その可能性を世界に問いかけたいという思いから、このプロジェクトが始まりました。
■東京ギフトショーで確信した「世界でも通用する」という手応え
大きな転機となったのは、2026年2月に単独出展した「ショー LIFE×DESIGN」です。東京ギフト国内外の来場者が『naderu』を手に取り、「思わず触れ続けてしまう」「心が落ち着く」「今までにない体験だ」といった感想を寄せてくださいました。
言葉が通じなくても、触れた瞬間に価値が伝わる。その体験が、海外への挑戦を決意するきっかけとなりました。
■漆だからこそ生まれる「触覚の工芸」
『naderu』は、たまご型の木地に天然漆を幾重にも塗り重ね、乾燥と研磨を何度も繰り返して仕上げています。
ラインアップは、木目を生かした拭き漆、透き漆を何度も塗り重ね呂色仕上げで鏡面に仕上げた木地呂、錫粉を用いた梨地、貝の輝きを散りばめた螺鈿、使い込むほど表情が変化する根来など、日本の漆が持つ多彩な技法を取り入れています。見るだけでは伝わらない、触れて初めて分かる心地よさ。
『naderu』は、そんな「触覚の工芸」を目指しています。
■世界共通の象徴「たまご」に込めた願い
『naderu』は、生命の誕生や再生、新たな始まりを象徴する「たまご」をモチーフにしています。
欧米にはイースターエッグの文化があり、その親しみやすい形は国や文化を超えて共感を呼ぶ象徴でもあります。
日本の漆文化と世界の文化をつなぐ、小さな架け橋になればと願っています。
■商品を届けるだけではなく、日本の漆文化を未来へ
私たちが届けたいのは、一つの商品だけではありません。
長浜で受け継がれてきた漆文化と、日本の職人が培ってきたものづくりの価値そのものです。
62歳からの世界への挑戦は、まだ始まったばかりです。
■商品情報
材質: 天然木(ケヤキ)、天然漆
サイズ: naderu小長径60mm 短径45mm
naderu大長径70mm 短径54mm
価格: 拭き漆小14,000円大16,000円
木地呂小24,000円大26,000円
根来小28,000円大30,000円
梨子地小34,000円大36,000円
螺鈿小58,000円大60,000円
早期割引セット割引あり
(出典元の情報/画像より一部抜粋)
(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)
※出典:プレスリリース
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