「差羽」=「さはね」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選
読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「差羽」って、なんと読むかわかりますか?「さはね」ではありませんよ。今回はすべて鳥の名前です。「蚊母鳥」「縞味」「蜂角鷹」いくつ読めるか、ぜひ挑戦してみてください。
差羽=さしば「差羽」は「さしば」と読みます。タカの仲間で、絶滅危惧種に指定されている渡り鳥です。日本で見られるのは繁殖期で、東南アジアへ渡って冬を越します。木や電線に止まり、ヘビやカエル、ネズミなどの小動物を見つけたら襲いかかって捕食します。
「ピックイー」とよく通る声で鳴くのが特徴です。蚊母鳥=よたか「蚊母鳥」は「よたか」と読みます。全長30cmほどで、頭が大きく横長の体型をしているのが特徴の鳥です。大きく単調な鳴き声で「キョキョキョキョ」と鳴くことから、「キュウリキザミ」や「ナマスタタキ」「ナマスキザミ」などの別名もあります。飛翔しながら口を大きく開けて、飛行中の昆虫などを捕食します。巣らしい巣はつくらずに、落ち葉などの上に卵を産む鳥です。縞味=しまあじ「縞味」は「しまあじ」と読みます。小型のカモ類で、大きさはコガモとほとんど同じ。
繁殖期になると、オスの羽の色は頭の部分が赤紫褐色、目の上には白色の長い眉斑(びはん)