「畦」って何て読む…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選
読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「畦」って、なんと読むかわかりますか?ヒントは、田んぼでよく見られる光景です。「伯耆」「虞」「蒙昧」いくつ読めるか挑戦してみてください。
畦=あぜ「畦」は「あぜ」と読みます。稲作農業において、田と田を区切った境界を意味する言葉です。田んぼに注いだ水が外に漏れないように、まわりを囲った盛り土部分のことで、「畦畔(けいはん)」とも呼ばれています。「畔」も「あぜ」と読み、似たような意味を持ちますが「畔」は、田と田をふたつに分けるという意味があります。ちなみに、田と田の間の細い道は、「畦道(あぜみち)」や「畷(なわて)」と言います。
伯耆=ほうき「伯耆」は「ほうき」と読みます。現代の都道府県制となる前の「令制国(りょうせいこく)」のひとつで、現在の鳥取県中部・西部にあたる地域を指します。由来ははっきりわかっていませんが、「箒神(ほうきがみ)」に由来しているのではないかと言われています。現在も「伯耆」がついた地名が残っていて、中でも有名なのは、大山(だいせん)がまるで富士山のように見えることから名付けられた「伯耆富士(ほうきふじ)」です。虞=おそれ「虞」