「そんなことまで嘘をつくなんて」普段から“よくわからない嘘”をつく友人。片思いの彼と順調だと言うけれど、実際は…!?
皆さんは周りの人たちと上手く付き合えていますか…?中には人間関係がややこしくなったり、いらぬ恨みを買うことも…!?今回は実際に募集した対人トラブル体験談エピソード「友人の虚言癖」をご紹介します!
「友人の虚言癖」これは私が高校生のときの話です。私は中学校とは違う学区の高校に通っていたので、新しい友達がたくさんできて毎日楽しく過ごしていました。クラスでは割と目立つ存在だったと思います。どうでもいいようなウソを…そんなある日、1人の友達(A子)と兄弟について話していました。A子は兄弟はおらずひとりっ子だと言っていました。その時は何も思わず「そうなんだ」と聞いていましたが、数か月後にA子の家に遊びに行ったとき、そこには“妹が2人”いたのです。何のために嘘をついたのかわかりませんが、その他にも辻褄が合わない話が時折出てきて、Aには“虚言癖があるのではないか?”と感じていました。それでも仲の良かった私達はよく恋愛話をしていて、A子にはずっと片思いしているという人(B男)がいて、話を聞く限り毎日連絡をとっていたり、よく一緒に帰ったりしていたそうです。
お互いを好きとも話していたそうで、“付き合うまであと少し”というとてもいい関係だと思っていました。そして私に彼氏ができ、私の彼氏とその片思いしている彼が同じ部活で仲が良かったことから、「2人が付き合ったらダブルデートしようね!」なんて話もしていました。彼とうまくいってたんじゃ…?A子の話していたことを完全に信じていた私ですが、ある日事件が…。私の彼氏がB男に「A子といい感じみたいだね」と聞くと、「実は毎日連絡がきて困ってる」「一緒に帰ったことなんか一度もない」と言ったのです。その話を彼氏から聞き、私は頭が真っ白になりました…。そんなことまで嘘をつくなんて信じられない、そう感じました。その話は部活内で一気に広まり、やがてクラス全体に広まってしまいそのことを察したA子から連絡がきましたが、「もうこれ以上嘘をつくなら私はA子のことを守ってあげられない」とはっきり言いました。そうするとA子は学校に来づらくなってしまったようで、保健室登校をするようになりました。
そして…A子のことを気にかけながらも、あんなに嘘をつく子とはもう一緒にいられないと思っていました。ですがある日担任に呼ばれ、「A子のことを迎えに行ってやってくれないか」と言われました。私は正直迷いましたが、“自分で蒔いた種”とはいえ普通に教室に来れないA子を不憫に思っていました。そしてA子を迎えに保健室へと通い、数日かけて教室へと連れ出すともうその頃にはクラスのほとぼりも冷め、彼女を責める人はいませんでした。高校を卒業し、彼女とは会っていません。現在彼女は結婚して子どももいるようです。彼とのことは私に話を合わすためについた嘘だったのかもしれません。ですが兄弟がいないと言ったことなど、よくわからない嘘もつく子でした…。
今は虚言癖が直り、幸せに暮らしていることを願うばかりです。どうでもいいウソをつく…彼女の中ではそのウソでコミュニケーションを取った気でいたのかもしれませんね。人との接し方には注意したいと思える対人トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"