つわりを”仮病”と考える義兄「妊娠を理由にダラダラしたいだけだろ?」毎日吐かれる暴言の数々⇒数年後、”変わり果てた姿”で現れた義兄に絶句…
皆さんは、義家族との付き合いに悩みはありますか? 今回は「妊娠中の嫁にイヤミを言う義兄」とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。
イラスト:モナ・リザの戯言妊婦に厳しい義兄夫と義両親と同居している主人公は、現在第一子を妊娠中です。食べ悪阻に悩まされていて、何か食べていないと吐き気を感じてしまいます。そこで、カロリーが気にならないきゅうりを食べるようになり…。妊娠中の主人公を夫と義両親は優しくサポートしてくれますが、帰省中の義兄だけは違っていました。悪阻を仮病と考える義兄は「チヤホヤ大事にされたいんだろ?」とイヤミを言い、夫たちは激怒。それ以来、義兄と主人公が2人きりにならないように気を遣ってくれましたが…。
夫と義父が仕事へ出ていた昼間のこと。義母も家を出ないといけない用事ができてしまい、主人公は10分だけ義兄と2人きりになりました。悪阻の気持ち悪さを抑えるためにきゅうりを探していると、義兄がきゅうりの入った袋を持って主人公の前に現れて…。主人公の目の前で、すべてのきゅうりをゴミ箱に捨ててしまったのです。しまいには「妊娠を理由にしてダラダラしたいだけだろ」と暴言まで吐いてきて…。甘えた考えで…
この出来事をきっかけに、義兄は義実家を追い出されました。その後、主人公は無事に子どもを出産。義兄と関わることもなく数年が経過したころ…。突然、義兄が家を訪ねてきました。「妻から訴えられて、慰謝料を払わなくてはいけなくなった」と泣きついてくる義兄。義兄は家族に報告せず結婚していたのですが、主人公にしたように妊娠した妻にきつくあたっていたら、妻が倒れてしまい…。激怒した妻の両親から離婚を言い渡され、慰謝料を請求されてしまったのです。困窮し変わり果てた義兄の姿に、思わず絶句する主人公なのでした。
読者の感想経験したことのない悪阻を理解するのは難しいかもしれませんが、嘘つきだと決めつけるのはよくないと思います。妻にまで厳しい態度をとったなら、離婚を切り出されても仕方ないと思いました。(20代/女性)せめて自分の妻が妊娠したときは、もう少し気を遣ってほしかったですね。妊娠や悪阻の有無に関係なく、普段から周囲の人には思いやりをもって接したいと思いました。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)