本当に清潔?『トイレットペーパーの三角折り』について
など、トイレ内のいろいろな場所に触れることになります。そして、それらの場所には細菌やウイルスが付着している可能性があります。そのままの手でトイレットペーパーを三角折りすると、菌やウイルスが付着する可能性があります。次にトイレに入る人がそれらのトイレットペーパーを使えば、感染リスクが高まってしまうでしょう。とくに子どもや免疫力の弱い人が触れる場合、感染のリスクが増える可能性もあります。一方で「過敏ではないか?」という指摘もあります。確かに、電車の手すりやつり革、ドアノブ、スマホ、硬貨や紙幣、パソコンのキーボードなど、私たちが日常的に触れるさまざまなものにも同じように感染リスクがあります。そのため、トイレットペーパーの三角折りだけを気にするのは過敏かもしれません。
ただし、トイレは排泄する場所であり、他の例とは性質が異なります。たとえば「ノロウイルス」に感染した人が三角折りをしていた場合、次の人に感染リスクを広げてしまう可能性があるのです。結局、トイレットペーパーの三角折りはどうすべきなの?以上を考えると、感染リスクをできるだけ減らすためにも、トイレットペーパーの三角折りは避けた方がよいでしょう。