災害対策は、防災グッズを買うことだけじゃない! いつものくらしを見直して「もしも」に備える 新しい防災フェーズフリー、実践してみたい83.0%
9月1日は防災の日。台風、地震、豪雨・豪雪……。私たちは、つねに自然災害のリスクと隣り合わせでくらしています。そこで今回は、みんなの防災意識を調査。もしものときに備えて用意している防災用品や、どんな基準で防災用品を選んでいるか調べてみると、「日常生活でも使えるものを買いたい」という気持ちが強いことが判明。また、新しい防災として話題の「フェーズフリー」についてもリサーチ。認知度は低いものの、「日常と非常時を分けない」という考え方には多くの人が共感。実践してみたいという声も数多く集まりました。
【ダイジェスト】
日常と非常時を分けない、新しい防災の考え方が「フェーズフリー」
防災用品は「日常にも役に立つものを買いたい」のが本音!
「いつも」のくらしを工夫するだけで、防災力が高まる
■ 日常と非常時を分けない考え方が「フェーズフリー」
国土交通省の調査では、温暖化の影響により、21世紀の豪雨の発生頻度は20世紀の約3倍に増えると予測されています。読者の97.3%も「近年、自然災害が増えていると感じる」と回答し、かなりの人が危険を感じていることがわかります。しかし、大きな災害後に高まる防災意識は、時間がたつと薄れてしまいがち。