ななや“世界で一番濃い抹茶チョコレート”製造工場の電気を太陽光発電に切り替え
こうした中、世界各国が気候変動への対策として明確な意思表示がなされるようになってきました。日本においても本年4月の政府発表の2030年までに温室効果ガス46%削減という大幅な引き上げ目標に対し、再生可能エネルギーの活用を促進すべく太陽光発電設備を設置し、自社ブランド商品の製造を段階的に増やし、脱炭素社会の実現に貢献することとしました。
■当社の抹茶チョコレート工場の取組
従来の抹茶チョコレートは、工業的に作られた加工しやすくするレシチンを使用した業務用ホワイトチョコレートを溶かして抹茶を混ぜることで作られてきました。しかし、こうしたホワイトチョコにはバニラ香料が使用され、また、過熱加工による香りが残り、高品質な抹茶の繊細な香りを充分に楽しんでいただくためには充分ではないと考えました。そこで、海外のカカオ農園の視察を行い、収穫時の生のカカオの香りから乾燥された香りまでカカオそのものの素材を体験し、カカオとお茶との相性を考えたホワイトチョコそのものを自社製造することによって構想を実現しました。これにより濃厚な抹茶チョコ、“世界でいちばん濃い抹茶チョコレート”が生まれました。
今回、チョコレート工場隣接地に太陽光パネルを設置し、チョコレートの製造に充分な発電、供給を行なうことにしました。