交通総合文化展2021『伝えたい!日本の魅力』入選発表!写真部門34作品・俳句部門16作品に決定
「農業を継いだのはこの村のこの自然を子供たちに残したいから」と言う彼ら。美しい自然と家族の温もり、そして大好きな故郷を守っていくという思いを感じてもらえたらうれしいです。
<講評・清水 哲朗/写真家>
生産者のご家族でしょうか。収穫した稲穂を手に満面の笑みを浮かべている姿に見ているこちらも自然と笑みがこぼれます。作者の巧みな話術と信頼関係の賜物でしょうが、周辺環境の捉え方含め画面構成力が素晴らしいですね。「人を通じてその土地の魅力を知る」のは観光の原点かもしれません。
○環境大臣賞(1名)
「紅に染まる伊豆沼」 遠藤 芳雄(宮城県在住)
環境大臣賞
<作者コメント>
1985年に水鳥と湿地の保存を目的とした国際条約「ラムサール条約」に指定された伊豆沼(宮城県)は、秋から冬にかけて10万羽以上の渡り鳥が越冬のため飛来します。鳥たちが日の出直後の朝焼けの中を一斉に飛び立つという条件は年に何度足を運んでもそう出会えるものではないため、夢中でシャッターを切りました。
○九州旅客鉄道株式会社社長賞(1名)
「花のトンネル」 鹿島 和生(福岡県在住)
九州旅客鉄道株式会社社長賞
<作者コメント>
桜や桃、菜の花といった美しい花々が咲き乱れる豊後中川駅(大分県)。