「六甲ミーツ・アート芸術散歩2021公募大賞」決定グランプリは“清水千晶 「キオクノカナタヘ」”本展は明日9月11日(土)に開幕!
本作品では、古着やハギレなどを使った衣装を身にまとったモデルを六甲山の豊かな自然に溶け込ませることで、廃棄物となってしまったそれらが再び輝きを取り戻します。日本の衣料廃棄量が年間100万トンと言われる現在、環境に対して思いを馳せるきっかけともなります。
<選考理由>
SDGsへの取り組みや、一人ではなく多くのメンバーが制作に協力していること、また研鑽を積んだデザイン・ファッションなどの経験値を総合値として使っていることなどがアートプロジェクトといえる制作プロセスを経ており、そのことが今回の公募大賞グランプリ授賞の評価に繋がった。
清水千晶さんには、「六甲ミーツ・アート芸術散歩2021公募大賞グランプリ」の副賞として賞金100万円が贈呈されました。
プロフィール
1974年生まれ 東京都出身、在住
東京藝術大学大学院博士後期課程修了
衣服の様々な可能性を模索するファッションアーティスト。2019年博士号取得。アパレルのデザインや舞台衣装、さらにアート作品の制作を行う。
◆「六甲ミーツ・アート芸術散歩2021 公募大賞」その他 各賞
準グランプリ(賞金30万円)
アーティスト名:鐵羅佑(てつらゆう)