香川大学、香川県立保健医療大学と共同検証 ナプキンへの「温感技術」搭載※1により、74%の方の生理痛※2が軽減※3することを実証。
を使用した人では、「試験ナプキンB」を使用した人に比べ、生理痛軽減度が有意に改善された。
◆「試験ナプキンA」を使用した人は、身体があたたまることを実感した。温感の感じ方には個人差があり、温感を「ちょうどよいと感じた人」では、「強いと感じた人」に比べ、生理痛VAS※4が有意に改善された。また、心理的にも”リラックスできた・ほっとした“と感じた割合が高かった。
※4 生理痛VAS (Visual Analog Scale)とは、検証対象者の主観値の評価手法。回答紙に10cmの線を引いて、左端を無痛(0)、右端を今までの生理痛で最高の痛み(100)とし、対象者の生理痛が0~100のどこに当たるのかを記録する手法。
■検証の背景
近年、女性の社会進出が進む一方で、生理のある方は生理による心やカラダの不調に対し、自身に合った適切な対処ができていない状況があります。実際に、日本では女性労働者の45.9%が、生理を苦痛と感じており、生理痛に対する困窮度も高いことが分かっています。
しかしながら、生理痛を対処する手段は多くありません。今回はその解決手段の一つとして、温感剤などを用いた「温感技術」をナプキンに搭載することで、生理痛が緩和され、また心理的負担も軽減されるのではと考え、香川大学、香川県立保健医療大学と共同で検証を行いました。