くらし情報『秋を連れてくる“渡り蝶”「アサギマダラ」が六甲高山植物園に飛来!』

2021年9月23日 09:45

秋を連れてくる“渡り蝶”「アサギマダラ」が六甲高山植物園に飛来!

六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治 阪神電気鉄道株式会社100%出資)が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、「アサギマダラ」が姿を現しました。

アサギマダラは、日本産のチョウの中では唯一、渡りをするチョウとして知られています。本州や南西諸島、山などの長距離を移動し、マーキング調査では直線距離で1,500kmも移動した記録があります。フジバカマの蜜を求めて優美に羽ばたく姿が人気を集めており、多くのお客様が写真を撮って楽しんでいます。
秋を連れてくる“渡り蝶”「アサギマダラ」が六甲高山植物園に飛来!


■アサギマダラ(タテハチョウ科)
アサギマダラは、前翅長40~60mmの可憐なチョウです。アサギマダラの「アサギ(浅葱)」は青緑色の古い呼び名で、翅の薄水色に由来しています。幼虫は「キジョラン」など、ガガイモ類の葉を食べます。また、雄の後翅には、雌にはない黒褐色の性標があり、それにより雄雌の区別ができます。
「ヒヨドリバナ」や「フジバカマ」「オタカラコウ」など、キク科の植物で吸蜜することが多く、例年では9月末までみることができます。

■フジバカマ(キク科)
秋の七草のひとつで、「藤袴」として秋の季語になっています。古くから日本で親しまれてきた植物ですが、戦後は生息地の開発でその数を減らし、現在は絶滅の危機に瀕しています。

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