くらし情報『絶滅寸前種「フジバカマ」鉢植えを嵐電北野線の全駅に展示』

絶滅寸前種「フジバカマ」鉢植えを嵐電北野線の全駅に展示

嵐電沿線のボランティアの皆様、学校法人立命館(京都市中京区、理事長:森島朋三)の立命館大学教職員・学生、および京福電気鉄道株式会社(京都市中京区、社長:大塚憲郎)の社員で構成される「嵐電沿線フジバカマプロジェクト」は、京都府の絶滅寸前種に指定されている「フジバカマ」(キク科の多年生植物)を鉢植えにし、開花時期を迎える10月2日(土)~10月10日(日)の期間限定で、嵐電北野線(帷子ノ辻~北野白梅町)の全駅に展示します。

絶滅寸前種「フジバカマ」鉢植えを嵐電北野線の全駅に展示

開花したフジバカマの花と、飛来した渡り蝶アサギマダラ (※イメージ)

立命館大学は、「アサギマダラ(フジバカマの花の蜜を好む渡り蝶)が飛来する街づくり」をテーマに、SDGsの目標15にある「生物多様性の損失阻止」に向けた取り組みとして、2020年に公益財団法人京都市都市緑化協会(京都市東山区)から苗を譲り受け、衣笠キャンパスでフジバカマを栽培しています。

京福電気鉄道株式会社は、嵐電開業100周年(2010年3月25日)に向け、緑豊かな駅と沿線地域づくりを目標に、2006年に「嵐電沿線協働緑化プロジェクト」をスタート、以後、沿線ボランティアの皆様と社員の協働で、駅構内への草花の植栽や沿線小学校での園芸教室開催などの活動をしています。

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