生分解性に優れた不織布を使用した、環境にやさしい使い捨てマスク「JITO」をはじめとした、取扱い商品の販路を拡大
アルシア シナル アバディはこの度、2021年8月から販売を開始した環境に良い「JITO」の使い捨てマスクの販路を拡大しECサイトでの販売を開始します。
近年は新型コロナウイルスが流行したことにより、マスクの廃棄量が大きく増加しています。
それに伴い、海に流れ出る使い捨てマスクの割合もコロナウイルス流行前に比べ大きく上昇しました。
コロナの流行が始まった2020年には、世界中で合計520億枚のマスクが生産されたと言われています。そしてそのうちの3%、およそ15億6千万枚のマスクが海洋に流出しました。使い捨てマスクには、マイクロファイバー製のプラスチックが使われています。こちらは自然界で分解されにくい素材となっているため、海に蓄積していくことで深刻な環境破壊につながってしまうのです。
海洋に蓄積したプラスチックは、海に住む生物たちに重大な健康被害をもたらします。
プラスチックを食べて消化器を圧迫したり、プラスチックが体に引っかかって動けなくなったりすることで、多くの海洋生物が命を落としてきました。
海洋汚染によって困るのは、海の生き物だけではありません。海に住む魚たちは、私たちの食卓にやってきます。