オービタルネット、ディープラーニングを用いた空中写真判読により全国の屋根上ソーラーパネルの位置情報をデータベース化し各種可視化マップを公開
ディープラーニングと地理空間技術を軸に事業を展開する株式会社オービタルネット(本社:名古屋市中区、代表取締役:小林 裕治、以下「オービタルネット」)は、10月1日、ディープラーニングを用いた空中写真判読(以下、AI判読)によって取得した屋根上ソーラーパネル位置情報をもとに、全国屋根上ソーラーパネル密度マップ及び全国屋根上ソーラーパネル市区町村別統計マップを公開しました。これまで試験公開していた「全国屋根上太陽光発電設備ヒートマップ」、「全国屋根上太陽光発電設備カーネル密度推定マップ」関東・中部版を全国版に拡大し、さらに市区町村別に統計分析を行い可視化・公開しました。
全国の屋根上ソーラーパネル位置情報をデータベース化
2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題として、再生可能エネルギーを最大限導入することが掲げられています。2050年発電電力量約5~6割を再生可能エネルギーで賄おうとした場合(経済産業省 総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会)、太陽光発電は現在の4倍強のエネルギーが必要と言われています。そこで当社は現状を把握するため何処にどれだけ(設置数)の太陽光発電設備があるのかをAI判読により取得・データベース化を図り、さらに地理空間分析によって可視化したデータを公開することにいたしました。