【六甲高山植物園】原種シクラメン500株の群落「原種シクラメンとダイヤモンドリリー展」
六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治 阪神電気鉄道株式会社100%出資)が六甲山上で運営を行う六甲高山植物園では、10月2日(土)~11月23日(火・祝)の期間「原種シクラメンとダイヤモンドリリー展」を開催します。
園芸植物としてよく知られる「シクラメン」の原種と、花弁がキラキラと輝くことからダイヤモンドリリーと呼ばれる「ネリネ」はどちらも当園の秋を彩る人気の植物です。この企画展では、シクラメンの原種「シクラメン・ヘデリフォリウム」約500株の群落のほか、原種シクラメンとダイヤモンドリリーの鉢植えを展示いたします。また、原種シクラメンを始めとした苗の販売も行います。
◆シクラメン(サクラソウ科)
園芸植物としておなじみのシクラメンの仲間は、地中海沿岸に接する低い山岳地帯に自生しています。花が咲いた後、花茎がくるくると巻くことにちなみ、ギリシャ語で「円」をあらわす「kyklos」が語源になっています。ただし、この特徴は原種にのみ見られ、園芸種で目にすることはありません。
◆ネリネ(ヒガンバナ科)
南アフリカ原産の多年草で、約23種が分布しています。
花弁に光が当たるとダイヤモンドを散りばめたように輝くことから、ダイヤモンドリリーとも呼ばれています。