日本の里山の秋を彩る 鮮やかな瑠璃色の花「リンドウ」が見頃です
六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治 阪神電気鉄道株式会社100%出資)が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、「リンドウ」が見頃を迎えています。
園内では吹き抜ける風が肌寒く感じるようになりました。秋の花が次々と開花し、ロックガーデンには秋の野山の花を代表するリンドウが透き通るような瑠璃色の花を咲かせ、一際目立っています。
■リンドウ(リンドウ科)
瑠璃色の花で秋の野山を彩るリンドウは、日当たりのよい草原や丘陵地に生える多年草で、高さは20cm~100cmです。切り花によく用いられているものは、“エゾリンドウ”という花が輪状になって咲くものですが、「リンドウ」は、筒状の花がとても鮮やかな瑠璃色で、晴天時のみ開き、雨の日や夜は閉じてしまいます。薬草としてもよく知られており、根茎と根を乾燥させ古来より中国、日本で苦味健胃薬に使われていました。当園に咲く「リンドウ」は、現在見頃で、11月上旬までお楽しみいただける見込みです。
ユーモラスな形が可愛らしい「ダイモンジソウ」「ジンジソウ」が見頃です!
「ダイモンジソウ」と「ジンジソウ」はどちらもユキノシタの仲間で、花の形を漢字に見立てて名前が付きました。