京都京阪バス株式会社(本社:京都府八幡市上奈良 取締役社長:綱手正志)は、旧塗装復刻バスの運行を10月16日(土)より開始します。
本運行は、現在廃止となっている宇治川ラインに沿って走る路線を、宇治市~宇治田原町湯屋谷(通称:やんたん)の観光地を結ぶ周遊路線バス『お茶の京都 宇治やんたんライナー』としての運行を再開し、当社の前身である京阪宇治交通の歴史を振り返るとともに、2005年の運行休止後も往時を懐かしむ声のあった本路線の運行を、お茶の京都DMO、宇治市、宇治田原町と協力して、未来に継承するために実施するものです。
バスの外観には、1967~1982(昭和42~57)年頃に旧京阪宇治交通が採用していた薄黄緑色を地色として、濃緑と橙の線を横に引いたデザインを、お茶の京都DMOの協力を得て現行車両で再現しました。
また、車内には、「~地域と共に写真でたどる歴史~」の展示を行っています。かつての京阪宇治駅をはじめ、昭和の懐かしいバスや沿線風景の写真を、撮影場所や説明を付記して掲示します。
この機会に、旧塗装復刻バスで、懐かしい沿線風景の写真とともに白虹橋から望む天ケ瀬ダムや、宇治川ライン沿いを走るバスの車窓からの景色をお楽しみください。