マウリッツハウス王立美術館が200周年記念イベントを発表
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」などを有し、日本人にも人気のマウリッツハウス王立美術館(所在地:オランダ ハーグ)は、2021年11月2日に国内外プレス向けに記者会見が行われ、美術館としてオープンしてから200年となる記念の年に、年間を通して行われる特別展やイベントの数々を発表しました。
マウリッツハウス200周年記念
2022年2月17日に開幕する「花の特別展 イン・フル・ブルーム」では1600年から1725年に描かれた美しい花の静物画が展示されます。それに伴い、美術館の建物の外観も花束で飾られる予定です。2022年夏は写真家によるマウリッツハウスのコレクションや建物からインスピレーションを得た特別展が開催されます。また、同時にハーグ市内の各所でストリート・アーティスト達によるミューラル(壁画)の制作を行います。特別記念本「Pen Meets Paint」では、200名の作家達がマウリッツハウスに着想を得た小品集を寄稿。そして、記念すべき年を締め括るのは、ニューヨークのフリックコレクションとのコラボレーションによる17世紀オランダ絵画の特別展になります。
2022年は200年に渡るマウリッツハウスの歴史を彩る特別な年になります。