世界文化遺産のある島「黒島」 島民と旅人を繋ぐ「グリーンスローモビリティ」12月2日導入開始 島を過ごすように周遊するSDGsな観光の提案
特定非営利活動法人黒島観光協会(佐世保市黒島町・理事長:山内 一成、以下 黒島観光協会)は、電動低速で公道を走る移動手段「グリーンスローモビリティ」を2021年12月2日に出発セレモニーを行い、運用を段階的に開始します。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つである「黒島の集落」を、過ごすように巡るモビリティを通して、コロナ後の旅行者の利便性を担保するとともに、島の産業・環境・地域の需要と経済に配慮した持続可能な観光を推進します。
黒島天主堂とグリーンスローモビリティ
※写真:実証中のグリーンスローモビリティと黒島天主堂
■島民と旅人をつなぐ「グリーンスローモビリティ」とは
電動低速で公道を走る4人乗り以上の移動手段「グリーンスローモビリティ」は、黒島の豊かな自然環境を保全しながら、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つである「黒島の集落」をめぐる新しい移動手段です。団体旅行から個人旅行へトレンドが変化するコロナ禍・コロナ後において、安心・安全に旅行者の移動を担保するだけではなく、ゆっくりと島を周遊する機会を提案することで、島民や豊かな自然環境・歴史文化とより触れ合う契機を醸成。