一般社団法人ARTJAPAN和SOCIETY(所在地:東京都稲城市、代表理事:伊東 正次)は新型コロナウイルスの感染対策を実施し、宝生能楽堂にて、大和絵師の日本画をバックに能楽と邦楽、そしてプロジェクション映像を交えながら、初の能楽堂で見事な日本の文化芸術の融合を表現します。
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http://www.hosho.or.jp/nohgakudo/
日本の伝統美 宝生能楽堂に集う 1
昨今、凄まじいスピードでグローバル化が進展しています。特にコロナ後の世界を見越して、AIによるシステムの構築や管理が急ピッチで進んでいることは、ここで私が繰り返すまでもないことでしょう。そんな中で、人々の心や魂はどこへ向かうのでしょうか。生と死の領域が曖昧となったデジタルでバーチャル空間で人は生きてゆくことができるのでしょうか。そうした、均一化された社会に埋没して、平準化され、バーチャル的な意味で安定した心を描くこともできます。本当に人々の心はそれに慣らされてしまってよいのでしょうか。
私は懐疑的な思いを抱いています。
人々の心が、デジタルに慣らされてゆく一方、その対極にある人間の奥底に潜む魂の叫びが聞こえてきます。