第1回「エコに対する意識」調査 ~環境問題への関心は高い傾向!「ESG投資」「エシカル」の理解は?~
と続きました。2020年7月からレジ袋が有料化されたことにより、「エコバックの利用」が高まる結果につながっていると考えられます。
男女別でみると、女性は男性に比べて、「詰替え商品を利用している」(同64.7%)、「水筒を持ち歩いている」(同40.7%)がそれぞれ20ポイント以上高く、その他の項目についても、概ね男性よりも回答割合が高いことから、積極的にエコに対する取り組みを実施している様子がうかがえます。
年代別でみると、過半数が取り組んでいる項目として、20代は「エコバックの利用」のみに留まる一方で、40代以上では「ごみの分別」、「食べ残し、飲み残しを無くす」、「詰替え商品を利用している」の計4項目において過半数が取り組んでおり、高齢世代ほどエコに対して積極的な取り組み姿勢であることが表れています。(図表B)
エコに対する取り組みと環境問題への関心の有無の関係性について集計したところ、環境問題に「関心がある」人は、「関心がない」人に比べて総じて取り組み度合いが高い傾向がみられました。
一方で、環境問題に「関心がない」人においても、「エコバックの利用」(回答率57.4%)及び「ごみの分別」