第9回天籟能の会「農楽×能楽」 日韓芸能の協同による新作能『望恨歌』を東京・千駄ヶ谷の国立能楽堂で12月25日に上演
伝統芸能、能楽(能狂言)の可能性を再発見する試みを続けている天籟能の会(会長:安田登)は、2021年12月25日(土)、韓国の民俗芸能「農楽」と日本の伝統芸能「能楽」のコラボレーションによる舞台を東京・千駄ヶ谷の国立能楽堂で上演いたします。
本公演チラシ(表)
「第9回天籟能の会」詳細:
http://watowa.net/boukonka/
■公演概要
昨年1月、第8回天籟能の会において韓国の民俗芸能「農楽」と日本の能楽、ふたつの「のうがく」による舞台が国立能楽堂で上演されました。日本と東アジアの過去と未来を語る舞台は反響を呼び、この度、満を持して故多田富雄作の新作能『望恨歌』が、日韓伝統芸能の協同プロジェクトとして能役者・清水寛二の演出・主演により実現します。天籟能の会ならではの稀有な舞台をご覧いただける機会となります。
前回公演よりプレ『望恨歌』
■公演の特徴
*日韓の伝統芸能協同で新作能『望恨歌』を初めて上演!
『望恨歌』は1993年初演の故多田富雄(東大名誉教授・免疫学)作の新作能。第2次世界大戦が始まろうとしていた1930年代、朝鮮の若者が強制連行された末に日本で亡くなった。