くらし情報『花瓶で繰り広げられる花の花火 17世紀の花の絵画展「イン・フル・ブルーム」がマウリッツハウス王立美術館で開催』

2022年2月9日 09:30

花瓶で繰り広げられる花の花火 17世紀の花の絵画展「イン・フル・ブルーム」がマウリッツハウス王立美術館で開催

今年、美術館として開館してから200周年という節目の年を迎える、オランダ・ハーグのマウリッツハウス王立美術館では、その最初の大型特別展として17世紀の花の静物画をテーマにした展覧会を開催します。マウリッツハウスが所有するアンブロシウス・ボッサール、ルーラン・サヴェリー、ヤン・ダービッズ・デヘーム、レイチェル・ロイシュが描いた花の静物画はコレクションの中でも人気の高い作品です。世界各国から貸し出された作品を加えた特別展「イン・フル・ブルーム」は花の静物画にまつわる素敵なストーリーをお届けします。1600年代から1730年頃にかけて描かれた、この花の静物画というジャンルは現実にはあり得ない花の組み合わせや大胆な構図などで一世を風靡しました。
これらの花の絵画はとても華やかで且つ繊細、そして、花に付いた虫に至るまで精密に描かれています。

花瓶で繰り広げられる花の花火 17世紀の花の絵画展「イン・フル・ブルーム」がマウリッツハウス王立美術館で開催

「花瓶の花」ヤン・ダービッツ・デヘーム 1670年頃 マウリッツハウス王立美術館蔵

■想像の世界
花の静物画は1600年代に突然出現した独立した絵画のジャンルです。16世紀頃からオランダでは東インド会社による海外貿易で持ち込まれたエキゾチックな植物への関心が高まり、1594年にはオランダ初の植物園「ホルタス・ボタニカス」

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